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LPガス×都市ガス

LPガスと都市ガスの違い

 
一般家庭で使われているガスは主に2種類あります。
みなさん聞いたことがあると思いますが、
"LPガス(プロパンガス)""都市ガス"です。
でも正直何が違うのか、あまりよく知らないという方が多いと思います。
そこで比較しながら説明していこうと思います。
 
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*原料
 
LPガスはブタンプロパンが主成分ですが、
都市ガスはメタンが主成分です。
どちらもエコな燃料なので、
環境に優しいと言われています。
 
 
*重さ
 
                    LPガスは空気よりですが、
                    都市ガスは空気より軽い性質を持っています。
  溜まりやすい場所にも違いがあるので、
  ガス警報器を設置する位置も、
  LPガスは低い場所
  都市ガスは天井や高い場所と違いがあります。
 
  万が一ガス漏れしたら、
  LPガスの場合ドアを開けて箒で掃き出すようにし、
  都市ガスの場合窓を開けて大気中に放出してください。
 
*供給方法
 
LPガスはボンベに液化したガスを詰めて、各家庭に設置しています。
都市ガスは地中に埋まっている管を通して、気化したガスを各家庭に届けています。
 
   
 
 
*熱量
 
LPガスは1㎡あたり24,000kcal
都市ガスは11,000kcalの熱量です。
つまりLPガスは都市ガスに比べて
2倍以上の熱量を
持っていることになります。
 
LPガスは同じカロリーの
ガス器具を使用した場合、
ガス消費量が都市ガスの半分で済みます。
 
ちなみに・・・飲食店では火力の強いプロパンガスを使うお店が多い。などと言われていますが、
熱量が大きいからといって、火力とは直接関係ありません。
同じガス機器を使用した場合、LPガスも都市ガスも火力は同じです。
 
*コスト
 
毎月のガス料金を比べると一般的に言われている通り、
LPガスの方が都市ガスよりも若干高くなっています。
各家庭への供給方法による人件費、運送費の違いや、
2017年より実施されている、都市ガスも含む
全面ガス自由化による価格競争が理由のひとつです。
(LPガスは1996年より自由化されていました。)
 
ですがガスの配管工事やガス機器の費用が一括で請求となる都市ガスに比べて、
LPガスは毎月のガス料金に上乗せして請求される場合が多くあります。
そのため、初期費用が安く抑えられるということが言えます。
 
またLPガス用のガス器具は、LPガスであれば
全国どこでも使用することができますが、
都市ガス用のガス器具は、
供給ガス会社や地域によって
使用できるものが異なるため、
引っ越しや供給ガス会社の切り替えごとに
買い替えなければならない場合もあります。
 
ガスの種類が異なるガス器具を使用すると大変危険なのでやめてください。
 
 
 
*災害時の復旧
 
災害時のライフラインの復旧において、LPガスは早く、
都市ガスは時間がかかると言われています。
 
例えば、地震。
どちらのガスも各家庭にメーターがついていますので、地震が起きるとまずガスが遮断されます。
遮断されると、配管設備などが地震の影響を
受けていないか点検します。
その点検をクリアできて初めて復旧されます。
 
LPガスは各家庭にボンベが設置されており、
ガス管も短く、点検する箇所も少ないことから、
復旧作業が早く終わります。
またボンベに問題がなければ仮設住宅や
炊き出しなどにもすぐに対応できます。
 
しかし都市ガスはガスを製造している工場からガス管を通して直接各家庭に供給されているので、
その設備を全て点検しなければなりません。
またガス管が地中に埋まっているため、地震の影響を受けやすく破損しやすいです。
破損したガス管を交換しながら点検をしなければならないので、
どうしても時間がかかってしまいます。
 
 
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どちらのガスが良いとは一口では言えません。
各ご家庭の環境や状況に合うことが一番だと思います。
 
弊社ではLPガスを取り扱っております。
 
引っ越しの際や新築を建てるにあたってLPガスを考えている、
都市ガスを使っていたけどLPガスに替えようかな・・・など、
お気軽にご相談ください。
持ち帰り灯油
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