暮らし×ガス

LPガスは
クリーンなエネルギーです。
ライフラインのひとつとして、
身近なエネルギーであるLPガス。
昨今の環境保護やエコ活動の風潮から、
なぜか有害なものだと印象づけられていますが、それは間違った知識です。
LPガスは
環境負荷が相対的に小さく、
クリーンなエネルギーである
と位置づけられています。
当たり前のように使われている
LPガスですが、
”当たり前すぎて実はよく知らない”
という方も、
”別に知るほどではないし・・・”という方も、
少しだけLPガスについて
知ってもらえたらと思います。
LPガスの性質
*空気よりも重い
LPガスは空気よりも重く、
もれると低いところや物かげにたまる性質があります。
もしガスがもれたら、
特に下の方の風通しを良くしてガスを屋外に追い出しましょう。
*ニオイをつけてある
LPガスそのものは無色無臭ですが、もれたときに分かるように
ガス特有の臭い(異臭)をつけてあります。
*液化した状態で容器(ボンベ)に入っている
LPガスは圧力をかけて液化した状態でLPガス容器(ボンベ)に入っています。
*燃焼には新鮮かつ、たくさんの空気が必要
LPガスが燃焼するためには新鮮かつ、たくさんの空気(酸素)が必要です。
室内でガスを使用するときは、十分に喚起をしてください。
LPガス自体には人体に有害なCO(一酸化炭素)は入っていませんが、
喚起が不十分な場合は、不完全燃焼を起こしCOが発生しますので、
十分注意してください。
LPガスは正しく使えば怖くない
*点火・消火は必ず目で確かめてください。
何があってもその場を離れないこと!
やむを得ずその場を離れる場合は
火を消して安全を確認してください
*いつも青い炎でお使いください。
赤っぽい炎は不完全燃焼をしている炎です
ガスコンロなどの目づまりは不完全燃焼の原因となります
ときどき器具ブラシなどで掃除をしてください
*ガス栓は使用時には全開で、
使用後は完全に閉めてください。
外出するときやおやすみ前には、ガス栓、器具栓が
閉まっていることを確認してください

もしもガスがもれたら?

ガスのニオイに気づいたら
ガス警報器が鳴ったら
*火気は絶対使用しないで
室内の火は全部消してください
コンセントやスイッチ、
換気扇に触れないでください
火花が出て
ガスに着火するおそれがあります
*ガスを外に追い出して
戸や窓を大きく開けてください
すべてのガス栓、器具栓を閉めてください
容器バルブも閉めてください
*LPガス販売店または
保安機関に連絡
状況などをお知らせください
万が一、災害が発生した場合にも
弊社までご連絡をお願いします
このようなことで困ったら・・・
*とにかくガスが使えない
ガスコンロやガス給湯器、家中のガス器具が使えない!
という時は、ボンベの近くにあるメーターを見てください。
赤いランプが点滅していたら、
メーターが自動的にガスを遮断している可能性があります。
そのような場合以下の手順で復帰してガスが使えるようになります。
①器具栓をすべて閉めて、
使っていないガス栓が閉まっていることを確認してください。
②黒いボタン(キャップが付いている場合は外してください)を
押してすぐ離します。

③約1分間待ちます。
この間にガスを使うと復帰できませんので必ず使わずに待ってください。
④赤いランプの点滅が消えれば復帰完了です。
長時間ガスを使いっぱなしだったり、ガス漏れを感知したり、
震度5度以上の揺れを感知したりすると、
安全のためメーターが自動的にガスを遮断します。
以上の手順で復帰しない場合は、復帰を繰り返さず弊社までご連絡ください。
*ガスコンロの火が点火しない
コンロの点火がなんだか遅い、コンロの火が全然点かない!
という時は、乾電池を交換してみてください。
しばらく電池を換えていないかも?と思ったら、
新しい乾電池に交換することで使えるようになる場合があります。

*ガス給湯器が使えない
お風呂の水がお湯にならない、なんだか調子が悪い!
という時は、リモコン部分にエラー番号が表示されているか確認してください。
数字やアルファベットが表示されていたら、
調子が悪い旨と一緒にその番号もご連絡ください。

